2018.4.28 ｜ カテゴリ：ブログ
はじめの一歩
おはようございます。
認定セラピストの安住友紀子です。
けさの空模様は、いかがですか？
あ、各地の天気ではなくて、
あなたの心の、です。
春は大きな変化の季節ですね。
一日ごとに風景が変わります。
桜を愛でる楽しみもあれば、
花粉症で悩ましいとか。
私たちの生活においても、
なにか新しいことをしたくなるけど
自分の意思とはお構いなしに
環境の違うところへ流れてゆくことになったり。
まるであっちの岸に引っかかり、
こっちで瀬に流されて、
瀞で深々と沈み、澱みに嵌まっている、
川面を流れる木の葉のようだと
自分を感じるかもしれません。
あなたの身の回りで、
なにが起きていますか。
あなたの心の中で、
なにが起きていますか。
それを捉えられるほどに
心は鎮まっていますでしょうか。
周りが変化しているとき
置いていかれないようにと、
急かされる気持ちになることも
ないわけではありません。
流れにノっているときならばいざ知らず、
心と環境のリズムが合わないとき、
自分と周りが見えるほどに
意図して速度を下げることが
後々、効いてくるかもしれません。
そう、心のスピードを落とすとすれば
まずあなたは何をしますか。
ロードバイクをこぎ出して、
ヒルトップまで登りましょうか。
博物館や城跡に出かけて、
史実に胸を熱くしましょうか。
地図や時刻表をひろげて、
旅の計画をたてましょうか
新緑の萌え出るテラスのカフェで、
ゆったりお茶を楽しみましょうか。
子供の頃によく行った公園で、
ブランコに乗って過ごしましょうか。
動物園や水族館で、
たくさんの命の躍動と触れ合いましょうか。
あなたのガソリンスタンドとなるのは
いったい、どんなことでしょうか？
こうしてエネルギーを高めたら、
急いで駆け出さないで、
よく見て聞いて五感、六感まで
よーく使って、自分と周りを
しっかり捉えてみてください。
あなたの身の回りで、
なにが起きていますか。
あなたの心の中で、
なにが起きていますか。
☆ ☆ ☆
あなたの心の栄養源となる
これらのことに取り組んでみても
心が静まらないとき、
わけがわからないとき、
新たな展開が必要かもしれません。
それは
誰かの助けを借りること。
助けが得られる場に
出かけてゆくこと。
心や体の健康を回復することから
注意と意図をそらさないために、
シンプルに、「私」に徹する手助けをしてもらうこと。
サイモントン療法の場というのは
そのために作り出す時間と空間です。
自分がいて、セラピストが補助して、
心という大切な部分を見つめる場です。
昨今、安全・安心という言葉のセットが
いささか安売りされてしまい、
この言葉の並びに意味をあまり
感じられにくくなっているかもしれませんが、
それがなぜ大事なのか、私たちは知っています。
目に見えるものではなく
肌で感じるほかないということも。
だからライブなんですよね。
音楽も、芝居も、癒しも、ライブは違いますね。
この違いを言葉に表そうとしても、
なんだかうまくいかない。
うわすべりになってしまう感じがするのです。
その違いというのが、
言葉の間に存在するものだからでしょう。
こうしてブログを読んでいただいて
サイモントン療法に触れる。
それは本当に触れているかといえば
そうではなくて―――
もちろん、一端に触れていただいていることは
間違いないでしょう。
それでも私たちセラピストは
歯がゆい思いを抱いていたりするのです。
あなたのために私たちが大切に準備している
プログラムがあります。
ベーシックプログラムといいます。
サイモントン療法とはなんぞや？
どんなことをすればいいの？
そのような疑問に真にお答えとなるものは
このプログラムなのではないかな。
この場に来てくださることで
私たちは本当の支えとなることができます。
体調や交通の便、参加費、etc
いろいろな妨げとなることがあるのかもしれません。
でもまずは意図すること。
行きたい、と思うこと。
すべてはそこから始まるはずさ～♪
☆ ☆ ☆
もし、いま、
心に引っかかるものがあれば
それはあなたの内なる心の力が
サインを出しているのです。
サインをつかんだのならば
それを行動に移すことです。
サイモントン療法協会の事務局へ
お電話をいただいてもいいですし、
こちらのブログのお問い合わせから
メッセージをいただくのでも。
サイモントン療法との出会いの一歩。
何からはじめましょうか。
お読みくださり有難うございます。
それでは、今日もよい一日を♪
